第1課題 韓国における土地区画整理手法の変遷 朴 承根 (東京大学先端科学技術研究センター) 概要: アジアでは、日本に類似して韓国が土地区画整理手法の経験がある。しかし、韓国の区画整理をめぐり「区画整理は私的還元が大きすぎ、公平性に欠けるので中止された。」その政策決定のプロセスを分析する。そして、わが国への示唆をまとめる。 第2課題 レッチワース田園都市の財政状況の歴史的変遷の分析 中井 検裕 (東京工業大学大学院 社会理工学研究科) 概要: レッチワ-ス田園都市は完成して既に100年を経ているが、その百年の歴史は財政難との戦いの歴史でもあった。初期の民間資金導入の議論、1946年 ニュー・タウン法をめぐる一連の論争、1960年代の民間投機の高騰等に焦点をあて、田園都市建設プロジェクトの経営的側面を分析する。 IBSフェローシップ委嘱課題の一覧へ戻る