①交通行動分析結果のプレゼン資料作成技術の開発
OD調査やPT調査等から得られたデータ分析の結果を一般市民にわかりやすく説明するための資料作成技術向上に向けて、好デザイン、調査分析結果を可視化するツール等の情報収集を行うとともに、所内情報共有の仕組みづくり、ビッグデータ処理・可視化技術開発等を行った。
②大型貨物車経路選択行動メカニズムの解明とそのモデリングに関する研究
貨物車経路データ（動線データ）を用いて、貨物車経路選択メカニズムの解明とそのモデル構築を行うとともに、大型貨物車対応ネットワーク整備、流入抑制等の物流施策評価へ活用検討、貨物車交通施策に関する海外の最新動向の把握を行った。
③自動運転の普及を踏まえた都市および交通のあり方に関する研究
今後の自動運転に関する政策を検討するため、自動運転に関する国内の動向整理、自動運転の普及を念頭に作成された都市計画､交通計画の収集・整理と学識経験者との意見交換、海外の自動運転の研究会議等の情報収集を行った。
④海外都市計画制度や取組状況に関する研究
先進諸外国における最新の都市計画の制度、仕組み、プロジェクトに関する文献調査を実施するとともに、若手学識経験者との勉強会を開催し、広く情報・知識を収集・整理し、今後の我が国の都市政策の展開に向けた具体的な研究テーマの選定等を検討した。
⑤道路空間の再配分及びオープン化に関する情報収集と実践研究
道路空間再配分や沿道施設の再構築（リノベーション）、道路空間の民間活用（オープン化）などの実施事例（社会実験等を含む）を収集・整理するとともに、それらの実施前後での人の動き（賑わい）が変化するという仮説を検証しつつ、その手法を検討・整理した。
