物流は、人流とは異なり、その実態やメカニズムが見えづらいという特徴があります。
IBSは、物流データを用いた解析の豊富な経験を活かして、土地利用、交通、防災、産業立地といった様々な観点から、都市における物流の実態や課題を明らかにする調査研究を行っています。
物流は、都市において人々の生活や企業の生産活動を支える必要不可欠な要素の1つです。
IBSは、国や自治体の物流計画等の策定支援の実績を活かして、都市における物流産業の立地誘導、道路整備、荷さばき対策など、物流課題を解決するための様々な施策メニューを提案しています。
毎年のように地震や風雨などの自然災害が発生し、物流網寸断による人々の生活や企業活動への影響が生じています。
IBSは、物流データに基づく物流網寸断の影響解析、災害時の支援物資物流のあり方検討等の業務実績を活かして、災害に強い都市づくりに向けた施策検討の支援を行っています。
宅配の利用が増加する中で、市街地における貨物車の駐車・荷さばき対策が重要となっています。IBSは、オフィス街や商店街などでの駐車・荷さばきに関する数多くの調査実績を活かして、地区内の物流の実態・課題の分析、駐車・荷さばき対策の提案や評価を行います。
都市において円滑な物流を実現するためには、物流拠点、道路などの基盤整備が不可欠です。
IBSは、物資流動調査、貨物車プローブデータ等を用いた豊富な解析の経験を活かして、物流の視点から地域の産業誘致施策の評価・提案、道路整備に関する施策の検討を支援しています。
IBS「都市と物流」研究会を設けて、都市および都市圏を対象とした「物流からみた計画論」の研究を行っています。研究の成果を、書籍『物流と都市地域計画』にとりまとめ、出版しました。