耐津波学 津波に強い社会を創る 濱田 政則／監修・著 今村 文彦、岸井 隆幸、磯部 雅彦、堀 宗朗／編集 森北出版／発行者 2015年10月30日／発行年月 Ａ５判・224頁、定価＝3,888円（税込） -------------- 岸井隆幸

土木工学、建築学、都市工学分野で、とくに津波防災に第一線で携わってきた5人の研究者が、「耐津波学の構築」に向けて現状分析と今後の課題の提起をしました。
津波対策の現状と課題、津波避難施設などの耐津波構造、ライフラインや原子力発電所などの津波対策、避難のための技術、シミュレーションなど、津波防災・津波対策に関する広範な内容を一冊にまとめたはじめての専門書です。
津波対策を考えなければいけない自治体防災担当者や、土木工学、建築学などの関連研究者には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

＜目次＞

第1章　津波の特徴とこれまでの津波対策
第2章　我が国における津波対策の現状と課題
第3章　津波に強いまちづくりと課題
第4章　海岸保全施設・津波避難施設の耐津波構造
第5章　港湾施設・漁港施設の耐津波構造
第6章　ライフライン・産業施設の津波対策と課題
第7章　原子力発電所の津波対策と課題
第8章　津波避難の円滑化に関する技術の現状と課題
第9章　津波想定のための津波数値シミュレーションの現状と課題