IBS計量計画研究所

English

物流と都市地域計画

物流と都市地域計画
―ロジスティクスが創る新たな社会―
苦瀬博仁、鈴木奏到/監修
IBS「都市と物流」研究会/編著
株式会社大成出版社/発行所
2020年4月16日/発行年月
A5判・352頁、定価=3,600円(税込)
--------------
苦瀬博仁、鈴木奏到、萩野保克、岡英紀、剣持健、福本大輔、森尾淳

我が国の都市地域計画の新しい視点を提示する画期的な図書!

★今後、都市生活での利便性が向上するほど、人の交通が減少し、物の交通が増加する可能性が増している。
★増加する物流需要量に対して物流供給量が追いつかなければ、現在の正確で確実な物流を維持できなくなり、配送料無料や再配達などのサービスも見直され、また、物流への配慮が欠けた建築物や施設では、料金の割増や高度な物流サービスの対象から外されるかも知れない。
★高度な物流サービスがもたらす生活利便性が、都市や居住地の選択要因になる可能性は益々高まっていくと考えられる。
★このような問題意識のもとで、都市計画や交通計画の視点から物資流動調査などに関わってきた一般財団法人計量計画研究所に設けられた研究会での都市および都市圏を対象に都市計画との関連で物流をとらえる「物流からみた計画論」の研究成果を書籍として刊行するものである。

【目次】
第一部 都市と物流の考え方
 第1章 物流と都市地域計画の歴史的変遷
 第2章 都市物流計画の内容

第二部 都市の市街地と物流
 第3章 流通市街地と物流(産業を育む物流)
 第4章 輸配送ネットワークと物流(環境に優しい物流)
   第5章 住宅市街地と物流(生活を支える物流)
 第6章 中心市街地と物流(活力を生む物流)

第三部 都市の新たな課題と物流
 第7章 少子高齢化社会の物流(社会を保つ物流)
 第8章 防災のための物流(生命を守る物流)

PAGETOP