IBS計量計画研究所

English

2004年度(第10回)フェローシップ:2004~2006年

第1課題
パリ大都市圏開発におけるニュータウン整備公社の評価
川野 英二 (大阪大学大学院 人間科学研究科)
概要:
 パリ大都市圏政策のなかで建設されたニュータウンは、建設後約30年経過した。これらの開発を進めたニュータウン整備公社は30年の時限つきで設立されたが、ちょうど終了時期になっている。また、この期間に計画内容も変化してきている。これらの公社によるニュータウンプロジェクトの事業経営のまとめと評価を行う。
第2課題
東南アジア諸国における人力車(シクロ、その他)の成立と発展過程の都市交通機能から見た分析
黒川 基裕 (高崎経済大学 地域政策学部)
概要:
 東南アジア諸国では、人力による公共交通手段が市民の足として機能している。これらの生成と発展には、日本の影響があるといわれる。そこで、その成立期における日本の影響を明らかにする。また、それらは日本では既に日常の交通手段としては衰退しているにもかかわらず、東南アジア各国で現在機能している理由を考察する。さらに、アジア都市で今後地下鉄の導入など交通手段が近代化されるにつれて、人力車が都市交通体系にどのように機能していくかを検討する。

IBSフェローシップ委嘱課題の一覧へ戻る

PAGETOP