IBS計量計画研究所

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第20回総合都市交通計画研修

概要

 当研究所では、都市交通を担当する方々に、都市交通調査、都市交通計画に関するに関する技術的知識を効率的に習得していただくことをねらいとして、2005年から、国土交通省のご後援を賜り「総合都市交通計画研修」を開催しています。この度、第20回目の研修を開催しました。

日 時 2024年11月28日~29日
主 催 一般財団法人 計量計画研究所
後 援 国土交通省
会 場 ベルサール神保町
  • 会場の様子

タイムスケジュール

1日目 11月27日(木) 10:30~18:30

10:30 開会
10:30 主催者挨拶
10:35 研修内容の紹介(森尾 淳)
10:50 話題提供:都市交通調査の概要と最近の動向
(国土交通省都市局都市計画課 都市計画調査室 田中 成興)
11:30 導入編:都市交通調査を取り巻く状況や調査の流れに関する解説(稲原 宏)
11:50   -昼休憩-
12:50 グループワーク①:自己紹介+自分たちの都市が抱える課題の整理(稲原 宏)
14:00 調査編:パーソントリップ調査の設計・準備・実施等に関する解説(廣川 和希)
15:10   -休憩-
15:20 活用編①:都市交通の現状理解に関する解説(和泉 範之)
15:40   -休憩-
15:50 グループワーク②:演習 まちの課題と仮説の設定に関するグループ討議(和泉 範之)
17:30   -休憩-
17:40 意見交換会
18:30 第1日目終了

2日目 11月28日(金) 10:00~15:30

10:00 事例紹介:近畿圏におけるパーソントリップ調査の取り組み
(国土交通省近畿地方整備局企画部広域計画課 課長 大國 喜郎)
10:40 活用編②:シミュレーション活用に関する解説(磯野 昂士)
11:00 活用編③:計画・施策・取組みへの活用に関する解説(林 健太郎)
11:20 講演:人生100年時代の都市交通とまちづくり(代表理事 岸井 隆幸)
12:00   -昼休憩-
13:00 グループワーク③:演習 都市交通調査の企画づくりに関するグループ討論(和泉 範之)
14:30 全体発表(発表10分、総評2分×5グループ)
15:30 閉会

プログラムの概要

①都市交通調査に関する解説

 本研修の内容を説明後、国土交通省都市局都市計画調査室長より、都市交通調査等に関する最近の話題について講習を頂きました。その後、都市交通調査ガイダンスに沿って、当研究所の職員が調査の実施方法や分析方法などを講習しました。また、自治体の担当者をお招きし、最新の都市交通調査について紹介いただきました。

  • 都市交通調査の概要と最近の動向の講演 (国土交通省 都市計画調査室長)
  • 人生100年時代の都市交通とまちづくり 代表理事 岸井 隆幸(計量計画研究所)
講習等
研修内容の紹介資料PDF(18MB)

講 師森尾 淳

都市交通調査の概要と最近の動向資料PDF(30MB)

講 師国土交通省都市局都市計画課 都市計画調査室長 田中 成興

導入編:都市交通調査を取り巻く状況や調査の流れに関する解説資料PDF(5MB)

講 師稲原 宏

調査編:パーソントリップ調査の設計・準備・実施等に関する解説資料PDF(9MB)

講 師廣川 和希

活用編①:都市交通の現状理解に関する解説資料PDF(5MB)

講 師和泉 範之

活用編②:シミュレーション活用に関する解説資料PDF(6MB)

講 師磯野 昂士

活用編③:計画・施策・取組みへの活用に関する解説資料PDF(7MB)

講 師林 健太郎

講演・事例紹介
事例紹介:近畿圏におけるパーソントリップ調査の取り組み

講 師国土交通省 近畿地方整備局 企画部 広域計画課 課長 大國 喜郎

講演:人生100年時代の都市交通とまちづくり

講 師代表理事 岸井 隆幸

②調査・分析の体験

 標準的なパーソントリップ調査の調査票の記入や既存の分析ツールを活用したPTデータの簡易な分析を実施しました。

  • 調査票の記入体験の様子
  • PTデータの簡易分析の様子

③グループワーク

 グループごとに調査企画の作成に向けて、検討テーマや調査目的に関して討論を実施し、全体での意見交換を実施しました。複数のステップに分けて実施し、ステップごとに全体発表の機会を設けることで、検討結果を参加者のみなさんで共有しながら、作り上げていきました。

  • グループワークの様子
  • 意見交換の様子

参加者の声

  • 初めて知ることがたくさんあり、非常に勉強になりました。また、他自治体の方とフランクに話す場が普段あまりないため、意見交換会の場が貴重なコミュニケーションの機会となりました。
  • 実際に調査票を目にするのが初めてだったため、回答する側の気持ちがわかった。今後、PT調査を実施する際に回答する側の目線も取り入れていきたい。
  • グループワークは全3回と中々の時間をもらえたので、他自治体の抱える課題など具体の議論ができて良かった。

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