IBS計量計画研究所

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第21回総合都市交通計画研修

概要

 当研究所では、都市交通を担当する方々に、都市交通調査、都市交通計画に関する技術的知識を効率的に習得していただくことをねらいとして、2005年から、国土交通省のご後援を賜り「総合都市交通計画研修」を開催しています。この度、第21回目の研修を開催しました。

日 時 2025年10月2日~3日
主 催 一般財団法人 計量計画研究所
後 援 国土交通省
会 場 ベルサール神保町
  • 会場の様子

タイムスケジュール

1日目 10月2日(木) 10:30~18:30

10:30 開会
10:30 主催者挨拶  (代表理事 岸井 隆幸)
10:35 研修内容の紹介  (石神 孝裕)
10:50 話題提供:都市交通調査の概要及び最新動向
  (国土交通省 都市局 都市計画課 都市計画調査室 角田 陽介)
11:30 導入編:都市交通調査を取り巻く状況や調査の流れに関する解説  (石神 孝裕)
11:50   - 昼休憩 -
13:00 グループワーク①:自己紹介+自分たちの都市が抱える課題の整理  (石神 孝裕)
14:15 調査編:パーソントリップ調査の設計・準備・実施等に関する解説  (廣川 和希)
15:25   - 休憩 -
15:35 活用編①:都市交通の現状理解に関する解説  (和泉 範之)
15:55   - 休憩 -
16:05 グループワーク②:調査項目の設定  (和泉 範之)
17:25   - 休憩 -
17:30 意見交換会
18:30 第1日目終了

2日目 10月3日(金) 10:00~16:30

10:00 帯広圏総合都市交通体系調査について
  (北海道 建設部 まちづくり局 都市計画課 主任  小泉 和彦)
10:40 道央都市圏都市交通調査について
  (北海道 建設部 まちづくり局 都市計画課 主任  宮川 郁郎)
11:20 講演:人生100年時代の都市交通とまちづくり  (代表理事 岸井 隆幸)
12:00   - 昼休憩 -
13:00 活用編②:シミュレーション活用に関する解説  (磯野 昂士)
13:30 活用編③:計画・施策・取組みへの活用に関する解説  (林 健太郎)
14:00 グループワーク③:都市交通調査の企画づくりに関するグループ討議  (和泉 範之)
15:30 全体発表(発表5分、質疑3分、総評2分×5グループ)
16:25 おわりに
16:30 閉会

プログラムの概要

①都市交通調査に関する解説

 本研修の内容を説明後、国土交通省都市局都市計画調査室長より、都市交通調査等に関する最近の話題について講習を頂きました。その後、都市交通調査ガイダンスに沿って、当研究所の職員が調査の実施方法や分析方法などを講習しました。また、自治体の担当者をお招きし、最新の都市交通調査について紹介いただきました。

  • 都市交通調査をめぐる最近の話題 (国土交通省 都市計画調査室長)
  • 人生100年時代の都市交通とまちづくり 代表理事 岸井 隆幸(計量計画研究所)
講習等
研修内容の紹介資料PDF(2MB)

講 師石神 孝裕

都市交通調査をめぐる最近の話題資料PDF(7MB)

講 師国土交通省都市局都市計画課 都市計画調査室長 角田 陽介

導入編:都市交通調査を取り巻く状況や調査の流れに関する解説資料PDF(7MB)

講 師石神 孝裕

調査編:パーソントリップ調査の設計・準備・実施等に関する解説資料PDF(12MB)

講 師廣川 和希

活用編①:都市交通の現状理解に関する解説資料PDF(7MB)

講 師和泉 範之

活用編②:シミュレーション活用に関する解説資料PDF(7MB)

講 師磯野 昂士

活用編③:計画・施策・取組みへの活用に関する解説資料PDF(9MB)

講 師林 健太郎

講演・事例紹介
事例紹介:帯広圏総合都市交通体系調査について

講 師北海道 建設部 まちづくり局 都市計画課 主任 小泉 和彦

講演:道央都市圏都市交通調査について

講 師講師:北海道 建設部 まちづくり局 都市計画課 主任 宮川 郁朗

②調査・分析の体験

標準的なパーソントリップ調査の調査票の記入体験を実施しました。

  • 調査票の記入体験の様子
  • 調査票の記入体験の様子

③グループワーク

 グループごとに調査企画の作成に向けて、検討テーマや調査目的に関して討論を実施し、全体での意見交換を実施しました。複数のステップに分けて実施し、ステップごとに全体発表の機会を設けることで、検討結果を参加者のみなさんで共有しながら、作り上げていきました。

  • グループワークの様子
  • 意見交換の様子

参加者の声

  • 実際に手を動かしてPT調査を通して課題の解決方法を考えるのは今後も役に立つと思った。
  • 座学だけでなく、ワークショップ参加型で勉強でき、大変良い機会になった。
  • グループワークを通して、目的とアウトプットを検討することで、価値のある調査を実施できることを確認できた。また他の自治体の方とコミュニケーションをとるいい機会でした。
  • 他市の現状も知れる良い回だった。様々な自治体の意見を聞いて、特色のある課題があると感じたので、今後も続けてほしい。
  • 実際に調査票記入することで、回答者の視点に立って調査項目を検討することや、回答者の負担をいかに減らすかを考えることが重要と感じることができたため、有意義だった。
  • 実際回答する方の立場(高齢者なら…)を考えることで、工夫すべき点が見えて来ると感じた。意識調査の例も試してみたかった。

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