IBS計量計画研究所

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2008年度(第14回)フェローシップ:2008~2010年

第1課題
フィンガープラン(デンマーク・コペンハーゲン)の到達点と今日的意味付け
西 英子 (熊本県立大学環境共生学部居住環境学科)
概要:
 フィンガープランは、交通施設整備と都市発展のダイナミックな関係に着目して交通軸上に市街地形成を計画することに特徴があり、我が国で議論されている集約型都市構造を実現する上で参考となる事例と考えられる。そこで、プラン提案から60年を経た現在から見て、どのような実践過程を経て、どのような効果を上げたかを整理し、サステナブル都市づくりへの効果と我が国の今後の都市づくりに対する示唆を得る。
第2課題
ジャカルタ首都圏における都市鉄道とトランスジャカルタの評価
イマム ムトハー (九州大学大学院工学府都市環境システム工学専攻)
概要:
 ジャカルタ首都圏の交通渋滞は悪化の一途を辿っている。それを打開する施策として既存鉄道の都市鉄道化のみならずトランスジャカルタの整備を拡大し、利用者も順調に増加している。そこで、これら交通機関が成功している要因となる背景(生活習慣など)や利用者の属性、サービスレベルなどを分析して、都市圏形成における当該交通システムの評価を多角的にまとめる。

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