IBS計量計画研究所

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2016年度(第21回)フェローシップ:2016~2018年

第1課題
米国におけるコンプリート・ストリートに関する取り組みの実態と課題
トロンコソ パラディ ジアンカルロス (東京大学大学院工学系研究科)
概要:
 米国の国、州、都市、民間団体等のそれぞれにおいて、歩行者や自転車のための道路空間活用が進むこととなった背景や動機等を明らかにするとともに、米国の複数の大都市における道路空間の再編の事例に関する情報を収集し、制度体系、予算措置、具体的な空間活用方策、道路ネットワーク計画と個別の空間再編との関連性、空間再編の効果、今後に向けた課題などを明らかにし、今後の我が国における道路空間の再編への示唆をとりまとめる。
第2課題
フィリピンのマニラ大都市圏における道路・鉄道整備・計画の展開
室町 泰徳 (東京工業大学環境・社会理工学院土木・環境工学系)
概要:
 フィリピンのマニラ大都市圏では、人口、経済成長に伴う宅地開発も旺盛でインフラ整備が行われてきたが、交通インフラ整備不足の課題会計津は難しい状況であった。2013年には、マニラ首都圏のインフラ整備と交通計画をセクター横断的な視点で整理し、2030年の交通ネットワーク「ドリームプラン」が策定された。これらの計画内容及び現在の取り組み状況を調査・整理するとともに、これらが一体的整備か、もしくは別々に行われているかを調査し、一体的整備ならばどのような制度を活用しているのか、道路・鉄道のケースそれぞれについて検証する。

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