IBS計量計画研究所

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2023年度(第28回)フェローシップ:2023~2025年

第1課題
PARISプロムナード・プランテ、NYハイライン、TOKYOスカイコリドーの比較研究
吉野 和泰(京都大学大学院 博士後期課程)
概要:
 パリ郊外鉄道ヴィンセンス線廃線跡の高架橋につくられたプロムナード・プランテ(4.9km)、およびニューヨークのウエストサイド線の高架部分に建設されたハイライン(2.3km)は、回廊公園や空中緑道として再設計され、多くの利用者に親しまれている。東京においても、東京高速道路(KK線、約2km)で、周辺まちづくりに合わせ、歩行者系ネットワークを形成し、上部空間をTokyo Sky Corridorとして整備する検討が進められている。
 本研究では、これらPARISプロムナード・プランテ、NYハイライン、TOKYOスカイコリドーの3つを対象に、それぞれの歴史的経緯、周辺の再開発、事業方法等の比較研究を行う。
第2課題
シアトルのアラスカンウェイ高架橋撤去プロジェクトの経緯と評価
栗山 尚子(神戸大学大学院 工学研究科建築学専攻 准教授)
概要:
 良好な都市空間の創出を目的に、2019年初頭、シアトルのアラスカンウェイ高架橋の代替トンネルが完成し、古い高架橋の閉鎖と解体が行われ、ウォーターフロント沿いの新しい開発が行われた。
 本研究では、シアトルのアラスカンウェイ高架橋撤去プロジェクトの経緯を整理するとともに、現状における道路交通の実態と周辺の再開発を含めたウォーターフロントの整備状況を整理し、さらにその評価を行う。

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