IBSがこれまで行ってきた調査研究を踏まえて、自動運転普及シナリオの検討やパーソントリップデータ・交通系ビックデータを活用した新しい交通サービスの需要予測、自動運転に関する実証実験の支援、自動運転の普及を踏まえた都市および交通のあり方の検討など、様々な取り組みを支援します。
各都市・地域が抱える都市および交通課題を解決する手段として自動運転の活用可能性を検討し、自動運転を活用したまちづくりや交通サービスの検討をお手伝いします。
アメリカでは、NACTOが『BLUEPRINT FOR AUTONOMOUS URBANISM』を公表し、自動運転の普及を踏まえた都市および交通のあり方を提案しています。ただ、アメリカと日本では都市の現状、公共交通サービス、インフラ整備の状況が異なります。そのため、こういった海外の最新の知見を参考にしつつも、日本の都市・地域にあった考え方を一緒に考え、提案していきます。
都市および交通のあり方の一例 |
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・コンパクトな都市構造の形成を妨げない自動運転の普及 ・公共交通を維持し、連携する ・道路ネットワークの階層性を踏まえた役割分担 (道路ネットワーク全体で自動運転が利用しやすい道路空間を生み出す) ・乗降場所を工夫する(小さな交通結節機能の導入) ・建物側と連携する(駐車場の付置義務から乗降場所の付置義務へ) |