実施要領
- IBSフェローシップの実施は、IBSの委嘱する運営委員会の方針に従って進めるものとする。運営委員会は、IBS代表理事・IBS顧問・理事等により構成し、委員総数は15名以内とする。
- 課題は毎年原則として2課題とし、それぞれ、1名の研究者に委嘱する。
- 研究者は、学歴、職歴は問わないが、海外生活経験者を原則とする。
- 募集は関係機関(大学、団体、学会その他)機関紙・誌等を通じての公募とし、運営委員会の選考を経て、研究者を決定、公表する。
- 選考された研究者は、以下の報告の義務を負う。
(1)選考された年の研究発表会・フェローシップ報告会に研究方法の概要を発表
(2)2年目の同発表会・同報告会に中間報告を発表
(3)同年末までに最終報告書を提出
(4)3年目の同発表会・同報告会に最終報告を発表
- IBSは、提出された最終報告書を公刊し、3年目の発表会で公表する。また、IBSの研究所報告において研究成果概要を報告する。
- 上記以外の研究成果の発表は研究者の自由である。
- 入手した資料の版権及びその引用に関わる手続き等は、通例のごとく研究者の責任において処理するものとする。
- 提供する研究費は毎年定めるが、その使途についての制限は設けない。研究者が研究費により入手した資料の所有権は研究者に帰属する。
- 研究者がIBSに提供した報告書の版権は著者及びIBSに帰属する。
- 一言付記すれば、本研究は、研究者の日常業務を妨げないことを条件として、ゆとりのある研究活動を期待する。
最終報告書の作成要領
- IBSに提出する報告書は、本編及び資料編の2部に分かれ、それぞれ1組提出する。
- 本編は、報告書の主体をなし、日本語にて4万字程度のまとまった冊子とし、固有名詞や技術用語等は文章( )で原語を付記する。図版や写真の使用は大変好ましく、これらは前記字数に含まれない。
- 資料編には、将来同じ分野の研究を志す人々のことを考慮し、本編の引用の如何を問わず、研究中に収集した一切の資料(新聞切り抜きなどを含む)を簡単な説明を付けて掲載し、また、それらを適当に分類し、まとめた一覧表を作成し、掲載する。
- 報告書の形式は、A4版横書きとする。ただし、必要ならばA3版の折り込みも併用して良い。目次を作成し、ページ番号を付す。製本は行わず、印刷版下として使用可能なものとする。
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